皆様こんにちは。
S.O.S fp ジェイアール京都伊勢丹店の広瀬です。
かなり久しぶりのブログになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、ちょっとプライベートな話も交えつつ、最近心に残ったある曲について書いてみようと思います。
先日、YouTubeでMr.Childrenのライブ映像がプレミア公開されていて、
「これはぜひ観なければ!」と、ワクワクしながら視聴していました。
その中で改めて心を打たれた曲がありました。
「彩り」
もともと大好きな曲ではありましたが、改めて耳を傾けてみると、
何気ない毎日の繰り返しを、そっと肯定してくれるような優しい歌詞に、
心がじんわりと動かされました。
サビに、こんな歌詞があります。
『僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく』
毎日の接客、店頭の掃除、ディスプレイの調整、SNSの更新。
その一つ一つが、誰かの「お気に入り」に出会う瞬間や、記念日を彩るギフトになるのかもしれない。
そんなふうに思うと、自分の仕事が少しだけ誇らしく、そして温かく感じられました。
この曲は、こう続きます。
『そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑』
店頭に立っていても、毎日が派手な出来事の連続というわけではありません。
むしろ、黙々とした作業時間の方が多い日だってあります。
でも、あるお客様が購入してくださったホースシューネックレス。
「実はもうすぐ、息子の20歳の誕生日なんです」と話してくださったときの言葉や笑顔、
あるお客様が購入してくださったリング。
「お兄さんのつけ方良いですね!」と僕と同じコーディネートにしてくれたこと、
今も心に残っています。
あの瞬間が、「赤」「黄色」「緑」のように、自分の日常をそっと色づけてくれていたのだと、あらためて気づかされました。
仕事の意味って、結果や数字だけじゃないのかもしれません。
誰かにとっての“嬉しい気持ち”や“安心感”を支えていたり、
自分でも気づかないところで、歌詞のとおり誰かの「笑い声を作ってゆく」ことになっていたりする。
そう思うと、今日もまた丁寧にお店を整えて、
誰かの「彩り」に少しでもなれるような1日にしたい──そんな気持ちになります。
音楽が教えてくれることって、本当にたくさんありますね。
そしてそれは、アクセサリーにも通じるものだと感じています。
一つの指輪、一つのネックレスが、その人の気持ちを励まし、背中を押す存在になっていること。
そんな「彩り」を届けられる存在で自分もありたいなと、改めて思いました。
Mr.Childrenの「彩り」。
まだ聴いたことがない方がいたら、ぜひ聴いてみてください。
日常がちょっとだけ愛おしく思える、そんな優しい力のある一曲です。
久しぶりのブログでしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
お近くにお越しの際は、ぜひお店にもお気軽にお立ち寄りくださいね。
皆さんの好きな曲なんかも、ぜひ教えていただけると嬉しいです。