皆さまこんにちは。
S.O.S fp 天神VIORO店の佐野です。
蝉の声に変化が訪れ、季節の移ろいを感じる今日この頃。
今回は、私の夏休みの思い出をご紹介いたします。
訪れたのは、福岡県柳川市。
歴史ある街並みをゆったり進む川下りが有名で、川沿いには名物・柳川うなぎのせいろ蒸しを提供する老舗が立ち並んでいます。
目的地は「御花(おはな)」。
江戸時代中期、柳川藩5代藩主・立花貞俶(さだよし)公は、享保の大飢饉の際に幕府へ給金を求めるなど、柳川の人々の生活に寄り添う名君として知られています。
当時、柳川城二の丸にあった側室や子息たちの住まいを城の近くに移し、屋敷が建てられました。やがて庭園には四季折々の花が咲き誇るようになり、「御花畠(おはなばたけ)」と親しまれるように。
その後、戦後復興の一環として、立花家16代当主が1950年に旧伯爵邸を活用し、料亭業を始めたことで、現在の料亭旅館「御花」が誕生しました。
御花の近代和風建築は、現在では日本に数少ない貴重な文化財となっています。
そして現在、立花家18代目の「100年後の未来にも御花を繋ぎたい」という想いのもと、現代のライフスタイルやアートと融合した新たな運営がなされています。
訪れた際には、アートイベント「奇怪夜行」が開催されていました。
これは、福岡県八女市で提灯づくりを続ける「伊藤権次郎商店」が手がける「妖怪提灯」の展覧会です。約300年の歴史を持つこの商店では、これまでに制作してきた提灯の数々や、立花家に伝わる妖怪絵巻からインスピレーションを得た新作、未発表の作品などが特別に展示されていました。
さらに今回は、漫画家・水木しげる氏の初代チーフアシスタントとして知られる佐々岡健次氏による妖怪画も登場!
見どころ満載の展示でした。
夏の素敵な思い出となりました。
本日ご紹介するのはこちら
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