皆さま、こんにちは。
S.O.S fp 天神VIORO店の佐野です。
現在、福岡・天神地区は「天神ビッグバン」と呼ばれる大規模再開発の真っ只中で、新しいビルが次々と建ち、街の景色が日々変わり続けています。
前回の投稿で少し触れましたが、当店の隣には昔ながらの雰囲気を残すアーケード商店街『新天町』があります。
その商店街の社員食堂(どなたでも利用可能)、「新天町倶楽部」の看板メニューはオムライス。フライパンでケチャップライスが宙を舞い、トロトロの半熟卵に濃厚なデミグラスソースがたっぷり。お昼時にはオムライスの注文が殺到し行列ができるほどです。私はかけそばを頼みます。
お店に通う理由は味や価格だけではなく、誰もが気に留めない“大きな絵”が目当てだからです。
岡本太郎氏の作品『挑む』
44年前、新天町の関係者の方々は、郊外に相次いで大型商業施設が開業し、商店街からお客さまが流れてしまうことを危惧していました。そこで、「芸術は爆発だ」で当時大流行の岡本太郎氏の自宅を何度も訪問し、彼の得意とする即興制作のイベント企画書を持参し、粘り強く出演を交渉したそうです。その結果、新天まつりに岡本太郎氏が来場。トークショーやサイン会は行われたものの、即興で絵を描く予定だった岡本氏は「風邪をひいた」などといって絵を描くことを渋ったそうです。そのイベント後、関係者と豪快にお酒をのんで楽しんだそうです。
その数日後には飾る場所もないほどの大きな作品が届けられた絵が作品『挑む』でした。
当時の商店街の熱意と、芸術家・岡本太郎の“爆発”を感じられる、まさに貴重な場所です。
先日、大阪へ。
“聖地巡礼”として万博記念公園へ太陽の塔に一礼、
続いて現在開催中の万博会場へ。エントランスを抜けると、“ミャクミャク”がお出迎え。一礼
熱量を感じられる場所はいいですよね。
というわけで、
本日ご紹介するのはこちら
太陽のネックレス
アクセサリーは身につけて“持ち運べる芸術”ではないでしょうか。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。