どうも、STUDIOの小池です。
10月の事になりますが、『スクリーミング・マッド・ジョージ 幻視覚シュールアート展』に行ってきました。

二十歳頃に初めてジョージさんの存在を知り、この度ようやく彼の作品を間近で目にすることが出来ました。
ジョージさんは日本人エフェクトアーティスト、シュルレアリスト、映画監督、歌手でアメリカを中心に活躍されています。
若い頃に渡米しハリウッドでいくつかの映像制作スタジオを経て独立。ホラー映画を中心にエフェクトデザインされたり、ステージセットを手掛けたことで親交のあったバンドのレーベルからミュージシャンとしてもデビューしてたりします。
現在は日本に戻られて大阪芸術大学で特殊映像美術を教えてるそうです。(詳しい経歴はこちら)

会場にはシュールでグロテスクでリアルな作品が多数展示されていました。

左 : 映画『帝都大戦』で使用されたミオ虫のパペット
右 : Netflixドラマ『呪怨』で使用された赤ちゃんのパペット
どちらも離れたところから動かせるギミックがあり、実際に操作させていただきました。

左 : 映画『ポルターガイストⅡ』使用されたもののレプリカ。
右 : ジョージさんが監督・製作、漫画アニメ『ガイバー』を実写映画化した『GUYVER』のメイキング風景。

今回のメインの展示品です。
作品上部にこちらの動きを認識するカメラが付いていて、こちらの動きに合わせてアクションがあります。
手前のリアルな造形と不気味な動き、背景は奥行きを感じさせる凄い作り込みです。

否が応でも奥行きを認識させられてしまうのですが、実はこれピラミッド上に出っ張ってるんです。
まさに幻視覚を巧みに取り入れた作品です。

背景とは言えないくらいめちゃくちゃ作り込まれていて細部まで魅入ってしまいました。
会場にはこの他にも沢山の作品が展示されておりどれも好奇心をそそられ満喫できました。
さらに最終日という事もあり、在廊されていていたジョージさんともお話しする事もできました!
一応持っていった本やCDについてのお話しやサイン、お写真まで撮っていただけてファンとしては大満足な1日でした。
ジョージさんは先日開催された『東京コミコン2025』にも参加されて作品の展示や物販などがあったようです。
今後もいろいろなところで作品が見れるかと思いますので、映画の特殊効果に興味のある方、シュールレアリズム好きな方、ちょっと不気味なものが好きな方にもおすすめです。
さて、来年は午年ですね! こちらのチャームもおすすめです!

