

先日、福岡市内を離れ、宗像市にある神社に行きました。宗像大社は福岡県にある、日本でも特に古い歴史を持つ神社のひとつで、「海の守り神」を祀ることで知られています。2017年には世界遺産にも登録された、歴史的に重要な神社です。
今回は、その隣にある神宝館という展示施設を訪れました。ここでは、沖ノ島の神宝(約8万点の国宝)を中心に、宗像大社に伝わる重要文化財などが収蔵・展示されています。
宗像大社神宝館は、境内にある博物館で、日本でも屈指の「国宝の数を誇る施設」として知られています。約8万点もの宝物が収蔵されており、そのほとんどが国宝です。
展示の中心は、沖ノ島で古代の祭祀に使われた奉献品です。その中で、ひときわ強い存在感を放つ国宝を見つけました。

それは、荘厳な輝きを放つ純金製の指輪です。正面中央を菱形状にした金板を曲げ、両端を接合して環状に仕上げたもので、正面には四弁の花文が施されています。花弁の間には円環が配され、側面にも円環が連なる精緻な装飾が見られます。さらに、上下の縁には蛇腹状の文様が刻まれています。
このように、正面を菱形にし四弁花文を表した金製指輪は、韓国・慶州にある新羅時代の王族墳墓(皇南大塚南墳や路西里215番地古墳など)から多く出土しています。つまりこの指輪は、新羅の王族に好まれたデザインを持つものです。
約1500年前の美意識と技術を、今に伝える逸品でした。
本日ご紹介いたしますリングはこちらです。

SYMPATHY OF SOUL
Small Signet Ring – K18Yellow Gold
